所得しておくべきファッション業界向けの資格を網羅してみました!

パターンメーキング技術検定の内容・試験について

パターン製作の技術や能力を検定する試験です。パタンナーを目指す人にオススメしたい資格です。

パターンメーキング技術検定

パタンナーとしての技術レベルを図るパターンメーキング技術検定

パターンメーキング技術検定とは、日本ファッション教育振興協会が実施している、パタンナーの技術レベルを図る検定試験です。 パタンナーは洋服のデザインをもとに型紙(パターン)を製作する専門職です。着心地、シルエットなどを考慮して作る必要があるので、とても重要なポジションとも言えます。

パターンメーキング技術検定は、パタンナーとしての知識、技術を明確化する試験とも言えます。資格を持っていなくてもパタンナーになれますが、持っているだけでパターン技術の信頼を得られ、仕事の幅が広がるでしょう。

パターンメーキング技術検定の試験日程・内容

パターンメーキング技術検定は1級から3級まであり、全ての級において一年に一回、9月頃に行われます。 内容は級によって異なりますが、製図知識を問う筆記試験とボディを使用して実際にパターンを起こす実技試験があります。筆記試験を合格することで実技試験を受けることができるようになります。

試験日一年に一回、9月頃
試験内容
  • 【3級】
    基礎的な内容が中心で、パターンのみならず、ファッション業界やアパレル企業に関する基礎知識なども問われます。実技試験ではファーストパターンメーキング、工業用パターンメーキングなどが出題されています。
  • 【2級】
    3級を合格した人を対象とした試験です。筆記試験は主に基礎知識が中心で、実技試験はアパレル企業におけるパターンメーキングの他、アパレルCAD、縫製仕様書などの書類、素材とサンプルチェックといった幅広い内容が出題されます。
  • 【1級】
    2級を合格した人を主に対象とした試験です。課題に出たデザインを元に素材を自由に合わせてメーキングし、半身の組み立て、工業用のパターンメーキング、縫製仕様書などを作成します。1級は実技のみです

パターンメーキング技術検定の難易度

60%以上

合格基準は60%以上の正答率が目安となっています。 3級ですと60%以上の人が合格しているので、難易度はそこまで厳しい印象ではないですね。 各級のレベルは以下のようになっています。

パターンメーキング技術検定の難易度解説
3級:ファッション専門学校で2年間履修した程度のレベルで出題されます。
2級:ファッション専門学校で3年間履修した程度のレベルが出題されます。学校で学んだことの応用編と考えていいでしょう。
1級:アパレル企業でパターンメーキングの実務を5~6年程度詰んだレベルとされています。

パターンメーキング技術検定合格のポイント

パターンメーキング技術検定を合格するためのポイントは大きく分けて2つです。

パターンの知識をしっかりと理解する
まずパターンに関する技術を理論的に理解することが最も大切です。この理解がないと筆記試験はまず通りません。学校で学んだこと、仕事で学んだことを忘れず応用することで合格への道がひらけます。
実技はスピードを意識する
筆記試験に合格しても、実技試験で不合格になってしまう人は結構多いようです。実技試験は限られた時間で出された課題を行わないといけないので、クオリティと同時にスピードも求められます。手早く、的確にパターンを作り、仕様書を作ることが合格の決め手です。パターンを作るのに時間がかかる人は、早く製作する練習をするべきかと思います。

パターンメーキング技術検定を活かせる職業

パタンナー
パターンメーキング技術検定を活かせる職業は、なんと言ってもパタンナーでしょう。パタンナーとして優れているという証明になりますので、業界で信頼を得る可能性が高いです。
デザイナー
パターンメーキング技術検定はデザイナーにも活かせることができます。デザイナーはデザインを作成する際、実際に服として作ることができるのか考慮する必要があります。そこでパターンに関する知識や技術を持っていることで、実用的なファッションデザインを作り出すことができるのです。パターンメーキング技術検定の資格を持っているデザイナーは就職にも有利です。デザイナー志望の人もぜひ受験してみましょう。